当代随一のトロンボーンがハーレムを練り歩く[ジャズキュレーション]

 

 

ワイクリフ・ゴードン@Jazz Mobile in Harlem // N.Y.ジャズ見聞録

ワイクリフ・ゴードン@Jazz Mobile in Harlem    N.Y.ジャズ見聞録    ATN WEB SITE -ATNは音楽専門の出版社です。--203943

 

 

 

 

 

夏が本格化する7月4日の独立記念日のあとから8月一杯までの夕方、ニューヨークの5つの区の各地に、ピックアップ・トラックに牽かれた移動ステージが、公園や街角にやって来て始まるライヴ、ジャズ・モービルは、数ある夏のニューヨークのイヴェントの中でも、最もコミュニティに密着し、古い歴史を持つコンサート・シリーズである。(引用:N.Y.ジャズ見聞録)

 

写真家で音楽ジャーナリストの常盤武彦さんの

「スペシャル・フォト・エッセイ」に、この夏に行なわれた

ジャズ・モービルというイヴェントのレポートがありました。

「ジャズ・モービル」については↑この本にも書いてあります。

 

記事のトップにアップの写真が掲載されているのが、

トロンボーン奏者のワイクリフ・ゴードン。

 

彼はこの「ジャズ・モービル」の常連なのだそうです。

ワイクリフ・ゴードンは、リンカーンジャズオーケストラの

メンバーであり、ウィントン・マルサリス・セプテットの

元メンバーという経歴からもわかるように、ジャズの伝統を

大切にして、古きを温ね新しきを知るタイプの演奏家。

 

しかし、それ以上に、なんといっても圧倒的な

テクニシャンであることのほうが目を引くでしょう。

この動画が論より証拠。

ボクも日本でライヴを観たことがありますが、それはそれは

「すごいっ・・・!」のひとことでした。

彼の場合、超絶テクだけじゃなくて、エンタテインメント性も

たっぷりあって、飽きさせない。すごい才能だと思いました。

 

トロンボーンでテクニシャンといえば、思い出すのが

フランク・ロッソリーノ。

スライダーという「武器」のおかげで、ほかの楽器よりも

エンタテインメント性が高いぶん、リズムを刻むのがたいへん

というのがトロンボーンの特徴。

しかし、巧者はリズムの刻み方が見事なんですね~♪

 

・・・と、いろいろとトロンボーン関係をググっていたら、

以前から探していたアルバムを見つけてしまった!

ポチッとしてしまったので(笑)、届いたらその経緯を

ブログにちゃんと書きます。乞うご期待。

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amazonで検索すると、なぜか在庫がないのに「新品(1 ¥32,460)」と出てくるじゃないですか! しかも中古で¥6,157とくりゃあ、買えるわけないよ~(泣)。ところが・・・(以下つづく)

 

 

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