規模縮小で開催模索 仙台・定禅寺ジャズフェス 6月に最終判断【JazzClipping】

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仙台市中心部で毎年9月にある「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」を主催する協会は5日、今年の参加バンドの募集を始める。昨年は新型コロナウイルスの影響で初めて中止した。今年は規模を大幅に縮小して開催する方向で、最終判断は6月まで先送りしたものの準備は進める。

補足

定禅寺ジャズフェスは2019年に取材の機会がありましたが、規模の大きさと運営体制の特殊さゆえの苦労を耳にして、改めて街フェスや行政との付き合い方の難しさを考えさせられました。

“杜の都”と形容されるのがよくわかる中心部の町並みのなかで、あちこちからジャズが漏れ聞こえてくるこのイヴェントの魅力は変えがたいものだとの実感も。

6月の続報もフォローしたいと思います。

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応援したいという気持ちをカタチに表わしたいなら。
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📒ジャズピアニスト・小曽根真「チックさん、帰っておいでよ」盟友でもあるジャズ界の巨匠チック・コリアを偲ぶ【JazzClipping】

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小曽根さんは、チック氏が「人を評価しない」存在であったと振り返ります。

補足

1982年にバークリー音楽大学留学中の小曽根真がコンサートで共演したチック・コリアに学んだこと。

それが「評価をしない」。

つまり、相手を決め付けないということ。

深い言葉ですね。

小曽根真さん60歳、チック・コリアさん80歳で共演ステージが予定されていたのですが、そのマインドを吸収した小曽根さんのプレイのなかに、チックとのコラボレーションの証を味わうことができるはず。

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Chick & Makoto -Duets-/CD/UCCJ-2136

📒ジャズピアニスト・数学教育者 中島さち子さんに聞いた「未来のリーダーに求められること」【JazzClipping】

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中島 さち子さんとは

ジャズピアニスト・数学教育者
(なかじま さちこ)高校在学中に国際数学オリンピックインド大会に出場し、日本人女性初の金メダルを獲得。東京大学理学部卒業後、音楽の道へ。2010年より数学関連活動も再開し、数学や音楽についての講演・ワークショップ活動も開始。2018年より、内閣府「STEM Girls Ambassadors」就任。経済産業省が推進する「未来の教室」実証プロジェクトをはじめ、多様な STEAM 教育プログラム開発を行う。著書に『音楽から聴こえる数学』(講談社)ほか。

記事のプロフィールではジャズの活動に触れていないので、詳細はご本人の公式サイトを参照ください。

補足

タイトルからもわかるように、ジャズ(音楽)の話題ではありません。

ただ、“自由”の不便さと大切さ、楽しさを知っているだろう中島さんがこうしたポジションでリーダーシップを発揮されることに、期待したいと思います。

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クラファンポータル「レディーフォー」からのお知らせ
READYFOR「舞台・パフォーマンス」に関連する支援プロジェクト

永武幹子『イントゥ・ザ・フォーレスト』インタヴュー記事が「jazzLife」4月号に掲載されています

「jazzLife」2021年4月号



「jazzLife」2021年4月号

永武幹子『イントゥ・ザ・フォーレスト』インタヴュー記事

永武幹子さんに、できたてほやほや状態で収録に入ったというトリオの作品についてお聞きしました。

この記事からこぼれたエピソードは、レコ発ライヴのレポートも担当する予定なので、そちらへちょこっと盛り込もうかなと思っています。

永武幹子トリオ『イントゥ・ザ・フォーレスト』


Into The Forest/CD/OWL-021

【お知らせ】Clubhouse番組「ジャズ編集室(仮)」を2021年4月2日13時から放送します

4月2日13時から

毎週金曜日にジャズの情報発信を模索するラジオ番組を続けています。

媒体はClubhouse。

少し話を広げて、紙の雑誌でもなくWEBマガジンでもなくラジオでもないような、新しいカタチのジャズ情報発信媒体を模索していこうと思っています。

演奏者へ

ライヴやリリースの情報発信の場として利用してみませんか?

無料でできる限界を試してみたいと思っています。

気軽にお声掛けください。

ライヴハウス関係者、音源販売や管理の関係者の情報も歓迎します。

ライター(ライター志望)へ

WEBマガジンの限界を打破すべく、ポータルの可能性を探っていきたいと思っています。

要するに、書いたモノの宣伝・営業をライター自身がする、という考え方です。

デジタル時代のジャズ評論のチャネルについて、思い付いたことをどんどん実行してみたいと思っています。

「こういうことがしてみたい」とか「どうすればいいの」という、ライターに関する話し合いの場になればいいな、と。

リスナー&読者へ

もう一歩上へ、ちょっとだけ右によって、少ししゃがんでみて、というだけで、ジャズの聞こえ方が変わってきます。

そんなヒントをつかんでもらって、ジャズをもっと楽しめるものにしてもらいたいんです。

参加要項

参加方法は以下のとおりです。

  1. Clubhouseで直接登壇(挙手してくだされば許可します)して告知
  2. Twitterで「#ジャズ編集室」のハッシュタグ付きツイートをして告知内容をお知らせいただく(番組内で読み上げます)
  3. 富澤えいち宛に直接さまざまな手段で連絡

1.では、私がモデレートして話を広げたいと思いますので、ご協力ください。
2.に関しても、事前に情報をいただければ、コチラでも調べて追加情報を足して放送したいと思います。
2.と3.では、Clubhouseに参加できない状態(iOSのスマホやタブレットがない、ネット環境がない、その時間にアクセスできない)という場合でも、告知は可能になります。

番組の聴き方

今回は、Clubhouseのほかに、Facebookライブでも同時放送を試してみたいと思っています。

Clubhouseへのリンクはこちら
https://www.joinclubhouse.com/event/xBBbJNk1

Facebookライブの視聴については、Facebookページの「富澤えいちのジャズブログ道場」を探してチェックしてください。

備考

番組への参加や情報提供はすべて無料・無償です。

放送終了時間は情報内容により変更しますので、未定です。

Clubhouseへの招待枠については、富澤えいちまでお問い合わせください。

Clubhouseについて

Clubhouse(クラブハウス)は、アメリカのベンチャー企業が2020年春にリリースしたSNSアプリです。

日本でも2021年初頭に話題となり、一気に参加者が増えました。

Clubhouseの始め方

Clubhouseは、現時点ではすでにユーザーとなっている“知り合い”から招待してもらわないと、アプリをダウンロードしても参加することができません(ユーザーネームを登録する方法もあるらしいです)。

招待されるには、ユーザー(被招待者)の連絡先に電話番号が登録されている必要があります。そのユーザーに招待枠があれば、招待を受けることができ、Clubhouseに参加できます。

また、現時点ではiOSの端末(iPhoneかiPad)のみのアプリしかリリースされていないので、Android端末の人はリリースまでお待ちください。

招待枠、招待方法、アプリについては、2021年3月時点の情報で、今後変わる可能性があります。ご留意ください。

社会包摂につながるアート活動のためのフォーラム「コロナ禍に社会包摂アート活動を考える」のアーカイブ配信を期限ギリギリに観た

概要

メールの整理を定期的に、というか仕事がひと段落したときにするようにしています。

メモに書き写すよりも、メールのままメーラーに残しておくほうが、見直す確率が多いということに気付きました。

メールは日に何度もチェックしますからね。

で、今日、気付いたのは、東京文化会館から来ていたもの。

Music Program TOKYO Workshop

このワークショップは、2021年1月26日(火)に開催されたもの。
主題はこちら。

今だからこそ 、美術館とホールは何ができるのか
アートが人々に開かれたものでなければならない理由を考える

感想

包摂とは、排除の反対語。

いかにして社会を文化に巻き込むかは、文化施設にとって至上の命題でしょう。

「外に開く」ということは、これまでもアウトリーチなどでやって来たけれど、このコロナ禍でより切実に、どんな手を使ってでもやらなければならなくなったという意味で、貴重な1年だったことが伝わってきます。

文字起こし表示や手話画面のインサートなど、ツールもその使い方も日進月歩だったことが、このオンラインワークショップからも垣間見ることがでしました。

登壇者
森司(アーツカウンシル東京 事業推進室事業調整課長 TURNプロジェクト・ディレクター、クリエイティブ・ウェル・プロジェクト・ディレクター)
稲庭彩和子(東京都美術館 学芸員 アート・コミュニケーション係長)
郷泰典(東京都現代美術館 事業企画課教育普及係長)
杉山幸代(東京文化会館 事業企画課事業係 包摂・連携担当係長)