「連載20[多様性とジャズ]多様性を問うジャズの“墓碑銘”だった『ミンガス』というアルバム」という記事がヤマハWEB音遊人にアップされています!

富澤えいちの執筆担当記事の紹介です。

[多様性とジャズ]連載の最終回です。

シメはジョニ・ミッチェルのアルバム「ミンガス」にしました。

ジョニ・ミッチェル自身もプロテスト・ミュージックのシンガーソングライターとして知られたアーティスト。

ミンガスへの敬愛がアルバムづくりのきっかけになっていたのだと思いますが、最終的に共作アルバムの実現に至らなかったのは、エピソード的には残念。

まぁ、内容を考えると、ジョニ・ミッチェルが仕切り直しをしてあのアルバムを完成させたというのはむべなるかなですね。なによりも音楽観が違うから。

このエピソードを読んでいて思い浮かべていたのが、ボクが矢野顕子さんの対談をまとめるために話を聞いていたときのこと。

その時点で矢野さんの興味が、取材目的のアルバム内容から離れていて、次の興味へと移っていることが、雑談の時点から伝わっていました。

こういうこと、あるよね〜、だし、仕方のないことだと思います。