宮城県気仙沼のスウィング・ドルフィンズに楽器が寄贈されたというニュース。
宮城県気仙沼市のジュニアジャズオーケストラに楽器寄贈
寄贈した楽器は、三井住友カードが社内クラブ活動で以前使用していた楽器をメンテナンスしたもので、子どもたちに長く愛用してもらえるようにという思いも込め、メンテナンス用品や楽譜も併せて寄贈。このたびの寄贈が、より充実した「スウィングドルフィンズ」の活動の一助となり、東日本大震災被災地に活気を取り戻せることを願っているという。
これは企業のCSRの一環として行なわれたもののようです。
CSRというのは「企業の社会的責任」を意味する言葉。
営利企業であっても「企業市民」であるとして、その社会的な責務を果たそうという
欧米で先に取り入れられるようになった思想――というように認識しています。
日本では、バブル崩壊以降に一般へ広まったのではないでしょうか。
動画はNHKの番組で流れたスウィング・ドルフィンズの演奏風景
音楽には、医学的に実証されつつある物理的な効果もあります。
「趣味」の範疇を超えた効果が期待されるわけです。
送られた楽器が、どのような未来を作っていくのか。
別に、カードを使えと言っているんじゃないけれど、
経済行動と社会貢献のバランスをとっていくことによって
変えられる未来があるということも、考えていいんじゃないかと思います。