土曜日のお昼ごはんをどうしようか思案していると、
「山下公園でインドのイヴェントをやっている」
ということを思い出したので、行ってみることに
しました。
もちろんお目当ては、会場で販売しているインド料理。
行ってみると、山下公園は人があふれていました。
ステージではインド舞踊やインド音楽演奏などが
披露されて、盛り上がっていましたが、それをよそ目に
腹ペコな我々は屋台へ直行。
スリランカの焼きそばというのが目についたので、
ここで食料を調達することにしました。
左がチキンカレー、右が焼きそばとキーマカレー。
スリランカでは焼きそばにカレーをかけるんだそうです。
やってみたところ、これがけっこう「いけるっ!」。
B級グルメの新手として流行るんじゃないかなぁ。
中央はスパイシー・ポテトで、香辛料たっぷり。
生ビールにベスト・マッチです(笑)。
これで合計2,300円のランチ・セットなり(2人分)。
場内の所々にテーブルが設置されているので、
食べ物を持ったままウロウロしなくてすみます。
このテーブルはステージのすぐ横だったので、
カレーをつまみながらインド舞踊などを
鑑賞することができました。
舞台袖で次の出番を待つサリー姿の踊り子さんたち。
ステージにはけっこうその方面では有名な
方々も出演していたようです。
なんで横浜の山下公園でインドのイヴェントなの?
と思う人もいるんじゃないでしょうか。
産経ニュースの記事にもあるように、横浜とムンバイが
姉妹都市ということが大きいのでしょうが、
そもそもなぜ姉妹都市かというと、明治維新以降の
開港時からインドとの交易が盛んであったこと、
多くのインド人が横浜に住んでいたことが
関係しているようです。
実は、山下公園にはそうしたインドとの交流の
深さを示すモニュメントが建っているんです。
それが、「インド水塔」。
関東大震災当時、100人以上のインド人が横浜に
住んでいて、28人が死亡。
横浜市では被災したインド人に救済の手を
差し伸べて、復興する街への呼び戻しにも
助力したそうです。
それを感謝する意味で贈られたのがこの塔とのこと。
(参照:タイムスリップ横浜)
なるほど、そういうつながりがあったんですね。
と、ほどほどにお腹も満たされ、踊りも堪能したので、
場内のインド小物などを物色しながら、
関内の方へと散歩の足を伸ばすことに
しました。