竹中優子『ポルカドッツ・ノート』のディスク・レヴュー記事が「jazzLife」2021年2月号に掲載されています!

富澤えいちの執筆担当記事の紹介です。

 

Yuko Takenaka, “Polka Dots Notes”.

Yuko Takenaka’s debut album, “Polkadots Note,” is a collection of her original compositions and album title, “Polkadots,” which means polka dots in Japanese. Polkadots” in the title of the album and the original song means polka dots, which apparently represents her goal notebook (the pattern on the cover), but it is the “academic” element that embodies the musical inspiration she has learned and experienced so far. It may be a symbol that reflects her “academic” nature, which embodies the musical inspiration she has learned and experienced. As a type of musician who is more interested in the beauty of musical composition than emotional melody, I look forward to his future activities. This is a duo that I feel is on the verge of going beyond salon jazz.
Eichi Tomizawa

 


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山下一樹『ジ・アザー・ミー』のディスク・レヴュー記事が「jazzLife」2021年2月号に掲載されています!

富澤えいちの執筆担当記事の紹介です。

A collection of works that expresses the drummer’s emotional landscape in his original compositions.

The third album by Kazuki Yamashita, an up-and-coming drummer born in 1978, features Eiji Nakayama on bass guitar, bringing his distinctive style and individual playing style together to create a more complete work. Nakayama played in Elvin Jones’ Jazz Machine (1982-83), in a duo with Don Friedman (1986-1990), in a duo with Richard Davis (1990), and in Roland Hanna’s Chamber Jazz Trio (1990) and duo (1991-2002). Yamashita’s drumming has a strong image of a straight-ahead style of playing, and his drumming, which he calls “master” and admires, has a similar power style of scrambling toward the goal line, or a more aggressive style. If you know that Yamashita studied drumming under Hiroshi Yamazaki, you might imagine a spiritual style of playing. Of course, there are many solos throughout the song, but they are not meant to be a “competition of skills”, but rather a presentation of each member’s interpretation of the song based on a shared image of the song. The melody does not collapse even in the development part. This album, which is made up of originals, is the result of the leader’s conviction and skill, as well as encounters with members who understand this.
Eichi Tomizawa

 


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試写と録りためていた映画を観る【音楽ライターの日乗】

2021/2/16

午前中はエクササイズなど。

一昨日ぐらいから、WordPressのアフィリエイト表示の調整をしていたのだけれど、どうやらAmazon側の仕様変更でこちらの思惑通りとはいかなくなっているようだ。

プラグインもいくつか試してみたけれど、どれも全滅で、Amazonのサイトから直接手貼りでやるしかないようなので、これ以上続けていても時間がもったいないから、とりあえずは現状のままにすることにした。

まったくダメになったわけではなく、プラグインのクラシック・エディタを入れればなんとかなるようなので、シンプルにやればいいのだ。

夕方から、懸案の「きみが死んだあとで」後編をオンライン試写で鑑賞。安田講堂の封鎖や、その後の内ゲバ、連合赤軍のリンチと、ボクも記憶に残っている、学生運動への偏見の源になっている事象を追って、関係者の証言で綴るという手法。

関係者のヒロイズムを出さないようにという、素っ気ない編集ながら、ひと世代下のボクとしてはやはり全面的に素直な気持ちで受け取れない内容だけど、現代史では重いテーマであることは確かだから、こうした証言の収集と整理、検証は必要だと思う。

最初と最後に大友良英さんの音楽が、乾いた砂地に雨がしみこんでいくように流れていくのが印象的。

演奏は以下。

類家心平 今込 治 江藤直子 千葉広樹 芳垣安洋 高良久美子 大友良英

よかったよかった。

雨なので家にこもって事務作業【音楽ライターの日乗】

2021/02/15

目覚めるとすでに雨が降り始めていた。

出かけるカミさんを見送り、メールやニュースのチェック。

午後は、試写用のリンクをいただいた「きみが死んだあとで」という映画の前編を観始めた。

学園闘争で亡くなった青年を、当時の錚々たる関係者の証言で綴る長編ルポルタージュ映画で、前編とが1時間半。

当時の全学連、革マル派、中核派の出自と関係性がわかるという一方で、なぜ勉強ができた人たちが闘争にのめり込んでいったのかを描こうとする意図が感じられる編集。後半はもうちょっと長いようなので、時間を作らないと。

よかったよかった。

富澤えいち選出の「マイ・ベスト・アルバム2020」記事が「jazzLife」2021年2月号に掲載されています!

富澤えいちの執筆担当記事の紹介です。

1.MAE.SUN/Vol.2:Into The Flow


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2.We Are Sent Here By History/シャバカ・アンド・ジ・アンセスターズ


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3.SOURCE/Nubya Garcia


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4.Answer Me(Live from Budapest)/キース・ジャレット


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5.Suite:April 2020/ブラッド・メルドー


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6.トレース(痕跡)ピアノ即興作品集/ハクエイ・キム


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7.TrioSamadhi/ユキ・アリマサ、鈴木央紹&原大力


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8.All for Love/渡辺ファイアー&進藤陽悟


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9.Invisible Garden/透明な庭


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10.Mixing Colours/ロジャー・イーノ&ブライアン・イーノ


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The Lost Year of the Afro Wave and the Duo Wave

Eichi Tomizawa

It seems that in Ichinoseki, Iwate, a secret agreement has been made to pretend that the year 2020 never happened, but if we pretend it never happened, we won’t be able to choose the best album, so let’s take a look back. As I started to pick up some of the albums that caught my attention, I noticed that the trend of jazz coming from the U.S. was becoming more and more African, like world music. This is reflected in the first three tracks. These sounds reminded me of King Sunny Ade’s first visit to Japan in 1984 and Salif Keita’s Overnight Stage in around 2000, so there may be a strong marketing revival element in the 15-20 year cycle. 4 to 7 were piano-focused selections in light of the news of Keith Jarrett’s difficult comeback. In May, when the clocks stopped all over the world, Keith released this unreleased live performance recorded in 2016 to commemorate his birthday, which should also be passed down as his legend. I’m also looking forward to seeing how piano jazz will be transformed under his influence. 8-10 are duo pieces. I remember mentioning in last year’s summary that the duo is undergoing a remarkable change, and I look forward to seeing a novel approach that takes advantage of the physical constraints of “music that does not become dense.

Translated with www.DeepL.com/Translator (free version)

 

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人形劇・くすのき燕の「グリムの鞄」を観に新宿まで【音楽ライターの日乗】

2021/02/14

薄ら寒いが震えるほどではなく、天気が崩れる予兆だろうか。

仕度をして、12時前の電車で西新宿まで。

公演後の劇評会にも参加させていただきました。

よかったよかった。

 

上野でフランチェスコ・メーリのテノールを堪能して、夜はClubhouseデビュー【音楽ライターの日乗】

2021/02/13

フランチェスコ・メーリ、たぶん、12回ぐらいアンコールをやってくれた。歓声こそコロナ対策で湧かなかったけれど、拍手とスタンディングオベーション。

オペラは再開のハードルが高いのではないかと思われるので、こうした機会を逃したくないというファンの心理がそうさせたのではないだろうか。

帰宅して晩ごはん。写真撮るの忘れた。

横浜もかなり揺れました。

情報を取ろうと思って、Clubhouseにアクセスしてみたら、乙武さんが作っていた部屋とかがあって、いろいろと情報が流れていた。こういうふうにも使えるんですね。

ほかにどんな部屋が立っているのかと見ていたら、前にインタヴューしたことがある妹尾美穂さんの名前が見えたので入室してみたら、見つかって登壇してしまった。はからずもClubhouseデビュー(^_^)ゞ

よかったよかった。

 

山下一樹『ジ・アザー・ミー』interview記事が「jazzLife」2021年2月号に掲載されています!

富澤えいちの担当記事の紹介です。

水戸と横浜をZoomでつないでのテレインタヴュー。

山下一樹さんはキャリアの早い時期にしっかりと方向性を備えた作品づくりができる環境に恵まれたことが伝わってきました。

運がいいというのは、それだけの行動をしているということ。次も楽しみに待ちたいと思います。

ディスク・レヴューはこちら。

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原稿アップと会計監査とclubhouse【音楽ライターの日乗】

午前中から加藤真一さんのインタヴュー原稿の仕上げをして、本人チェックへ。

夕方前に、マンション管理組合の総会のための会計監査の作業に取りかかる。

この作業、最初はどこから手を付ければいいのかわからなかったりしたけれど、10年ほど担当していると、マンション管理組合によって(というか管理会社によって)ちょっとずつ閉め方が違ったりするものの、発生主義が飲み込めればそれほど難しくなく、帳簿のポイントだけを押さえて作業時間をだいぶ短縮できるようになった。

まあ、よほどの不正が臭わないかぎり、監事が重箱の隅をつついても「嫌がらせ」にしか思われないからね。

ということで6時過ぎにメドが立ったころ、「えんとつ町のプペル」の半券で視聴できる西野亮廣さんの飲みながらトークショーにアクセスしてみる。

前半はほとんどぶつ切れの状態だったけど、後半はまあまあ聞くことができた。後でアーカイブを聞き直してみようかな。

チェックが終わったので、加藤真一さんの記事のYahoo!ニュース個人へのアップの準備をする。翌日10時に設定。こういうのを自分の裁量でできるのがYahoo!ニュース個人の気に入っているところ。その代わり、企画から編集とフィニッシュまで自分で責任をもってやらなければならないからちょっとたいへん。

ひと休みしていたら、shezooさんからclubhouseの招待が届いたので、この流行りものを試してみる。

いろいろ先行者から体験談を聞いていたのだけれど、ボクのなかでは告知に使えるんじゃないかと思っている。まあ、派手に打ち上げなくてもいい媒体なので、試し試しでやってみようかな。

よかったよかった。