菅野邦彦さんの音源を探していたらこんなシットリとしたバラードを見つけてしまった

菅野邦彦さんが自分で考案した凸凹のない鍵盤楽器を披露するというニュースを、Yahoo!ニュース個人の記事で紹介した。

”ジャズ・ピアノの天才”がたどり着いた”究極の楽器”とは?

そこでも紹介しようかどうか迷ったのだけれど、あのきらびやかで明るいピアノを弾くイメージが強い菅野邦彦さんとはちょっと違うと思って、パスすることにした音源があった。

でも、何度か聴き直してしまうほどいい演奏なのだ。

ということで、自分のブログで紹介することにした。リンクの埋め込み禁止になっているので、YouTubeに飛べるようにした。

「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は数々の名演があるけれど、これもまたその上位に入れておきたい。

菅野邦彦さんのアルバムは、なぜかAmazonでは高値がついている。タワレコを見てみたら定価の表示になっているので、とりあえず購入希望があれば、こちらをチェックしてみたらいいのではと思ったので、リンクを貼っておきます。

古い楽譜を紐解けば、ジャズの魂が蘇るかもしれない

こんなサイトがあるという情報を目にした。

オーストラリアの国立図書館が作曲者没後50年以上を経た著作権の切れた楽譜対象を対象に公開しているもののようだ。

対象はiPad限定のようだけど、楽曲の流通が楽譜だけという時代の名残を味わいにもいいかもしれない。

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Sentimental Journey ー Doris Day (1944)[3/15のジャズ・ヴォーカル入門編]

Sentimental Journey ー Doris Day (1944)

こうやってヴォーカリストを順繰りに聴いていくと、1940年代から60年代にかけて綺羅星の如くスターが輩出されていたことがうかがえますね。

このドリス・デイもその1人。

彼女をスターダムにのしあげた「センチメンタル・ジャーニー」、いいですねぇ〜。バックは彼女が所属していたレス・ブラウン楽団でしょうか? ほぼワン・コーラス、インストで聴かせてから、転調してヴォーカルが入るという、1粒で2度美味しいというスタイルのエンタテインメントですね(笑)。

♪Doris Day – Everybody Loves My Baby

こちらは1955年公開の映画「情欲の悪魔」出演時のパフォーマンスです。うーん、最前列の席では顔をあげてステージを見ることができないかもしれないですね(^^;;

しっとりしたバラードもいいですが、こんなアップテンポも巧くこなせるところにこそ、彼女の実力が現れているんじゃないでしょうか。

これはお買い得のベスト盤ですね〜。ボクも買っちゃおう、っと。

なんと、2012年にドリス・デイの新作がリリースされていました。御歳87歳、17年ぶりのスタジオ録音によるものだそうです。ジャケットにはちゃんとワンちゃんも写ってます(笑)。

小林香織インタビューon“intoxicate”[自画自賛]

タワーレコードの店内で入手できるフリー・マガジン「イントキシケイト」の新しい号が到着。

小林香織さんへのインタビュー記事が掲載されている。

彼女には、デビュー当時にインタビューしたことがあった。大学を卒業して、メジャーからのデビューが決まったと言って、たいそう気張っていたことを思い出す。

当時の資料が出てきたので見ていたら、吉祥寺で行なわれたショーケース的ライヴではグルーヴラインが対バンだったり、小林香織バンドのピアノを佐藤浩一さんがやっていたのを知ったりと、いろいろな意味で懐かしい取材となった。

そんな彼女も「もう30歳になったんですよ〜」と言うことだから、ようやく本格的なスタートがきれるといってもいいのかもしれない。

話を聞いていると、彼女には音が見えていることが伝わってきた。それに対して、いろいろな試行錯誤を繰り返し、自分のスタイルを模索してきたわけだ。

今回の作品ではプリプロまでだったが、近々本格的にトラックメイクを自分で担当しながら、小林香織の作品を作りたいと話していた。

楽しみだ。

記事はオンライン版で読むことができます。
小林香織インタビュー

Meredith d’Ambrosio – Love is not a game[3/14のジャズ・ヴォーカル入門編]

♪Meredith d’Ambrosio – Love is not a game

1980年代に注目されるようになったメレディス・ダンブロシオのことは、ほとんどチェックしたことがありませんでした。

こうして勉強をし直したことで出会えたことに感謝したいと思います。

弾き語りでつぶやくように歌う彼女のスタイルは、ポスト・コンテンポラリーというか、ボサノヴァやMPBからの流れというか、ヒーリング・ジャズの潮流というか、いま振り返ってみるとなかなか興味深い立ち位置だったのではないかと感じます。

この曲ですピアノを弾いているのはダンナのエディ・ヒギンズ。彼女もピアノを弾き、弾き語りのアルバムも残していますが、エディ・ヒギンズのピアノを含めて、すべてのトーンが統一されているところも聴きどころではないでしょうか。

Mr. Melody / Natalie Cole[3/13のジャズ・ヴォーカル入門編]

♪Mr. Melody / Natalie Cole

1976年に東京音楽祭でグランプリを受賞したナタリー・コールの「ミスター・メロディ」です。これはリアルタイムで聴いいたので、懐かしい感じがしますね。

彼女はナット・キング・コールの娘だというプレッシャーがあったのでしょうか、このあとに売れ行きが鈍るとスランプに陥って、業界から姿を消してしまいます。

しかし、1988年に復活。それがこの曲。

♪Pink Cadillac – Natalie Cole

この曲だけだとポップスにしか聴こえませんが、この曲とジャズを結びつけてくれたのがケイコ・リーさんでした。あ、きょうは動画を貼り付けませんよ(^^;;

どちらかといえば、フュージョン・ヴォーカルという言い方のほうが似合っていたナタリー・コールでしたが、いまではすっかりジャズ・ヴォーカルのメイン・ストリーマーとしての貫禄を身につけているようです。

Calling You / Holly Cole[3/12のジャズ・ヴォーカル入門編]

♪Calling You / Holly Cole

なんだかホリー・コールと言えば「コーリング・ユー」みたいになっていますが、彼女はこの曲をカヴァーしただけでした。

もともとこの曲は1987年、当時はまだ西ドイツで制作された映画「バグダッド・カフェ」の主題歌で、歌っていたのはジェヴェッタ・スティールという人。日本では1987年に単館公開され、ミニシアター・ブームを巻き起こした、とWikipediaに書いてありました。

あの映画は、この曲のためにあると言ってもいいんじゃないかと思うくらい、とても印象的な場面で効果的に歌われていましたね。

ホリー・コールはカナダ生まれ。

ノバスコシア州ハリファックス生まれ。家族は全員がピアノを演奏する音楽一家。兄は高校を卒業するとバークリー音楽院にジャズミュージックの勉強のため入学。16歳の時に兄を頼ってボストンに行き、初めて生のジャズミュージックと出会う。1987年、デビュー間近の時に自動車事故で顎の骨を砕き一時音楽家への道を閉ざされるが、1989年の11月に『Christmas Blues』を発表。(引用:Wikipedia)

彼女の「コーリング・ユー」は1991年にリリースしたアルバムに収録。このアルバムでは、ジャズ・ヴォーカリストとしての幅を広げようとする意図が見えるのですが、それが功を奏したのでしょう、彼女の名前を不動のものにした感があります。しかし、これにイメージを固定化されるのは痛し痒しだったのではないでしょうか。

♪Holly Cole ー I Can See Clearly Now (live)

こんなバンドのなかで自由に泳ぐようなパフォーマンスというのが、彼女の真骨頂だとも言えそうです。

ようやく50歳。これからが楽しみですね。

恋のダウンタウン (ペトゥラ・クラーク)[3/11のジャズ・ヴォーカル入門編]

♪恋のダウンタウン (ペトゥラ・クラーク)

イギリスの国民的アイドル、ペトゥラ・クラークの大ヒット曲「恋のダウンタウン」です。リリースは1964年。

彼女は7歳でデビューしていますから、キャリアも相当なもの。歌い方としては特徴的な声を活かして高音に伸びのある素直なスタイルだと思います。いわゆるポップス寄りのヴォーカルかな。ジャズ味はいまの感覚では薄いかなと思うんですが、1960年代のポピュラー音楽界では、ちょっと上手い歌い手だとジャズ・ヴォーカルのカテゴリーに入れちゃったんでしょうね。

今年80歳のペトゥラ・クラークが15年ぶりの新作発表!

昨年にはこんなニュースもありました。まだまだ現役なんですね…。

Chris Connor – Lullaby of birdland[ジャズ・ヴォーカル入門編]

「ナイトキャップ」と題して、一日の終わりにヴォーカルを聴きながら勉強しちゃおうというブログ記事を続けてきましたが、「ナイトキャップにするには記事のアップが遅すぎる」とか「もうちょっと説明してほしい」という要望がありましたので、独立させて「ジャズ・ヴォーカル入門」とします。

別に、これを聴かなくちゃジャズ・ヴォーカルは始まらないよというつもりではなく、ボクも一緒に入門編としてジャズ・ヴォーカルを勉強していこうという企画なので、気楽におつきあいくださいね。

ではきょうの入門編は、クリス・コナー。

アニタ・オデイ、ジューン・クリスティに続いてスタン・ケントン楽団の専属歌手になったのが彼女。独立して1956年にリリースしてヒットしたのがこの曲でした。

♪Chris Connor – Lullaby of birdland

これを聴いていて自分のジャズ・ヴォーカルの好みって、スタン・ケントンと同じだったのかなぁと思ったりしているんですが(笑)。アニタ・オデイ、ジューン・クリスティも好きなんですよね。で、このクリス・コナーもいいなぁと思っている自分に気がついたので。

♪Chris Connor – Angel Eyes

こちらは1992年に来日した際の映像のようです。ちょっと画面が揺れてますが、彼女の歌は絶品ですね〜。

「jazzLife」2013年3月号執筆後記

ちょっと遅くなりましたが、「ジャズライフ」3月号で担当した記事を振り返って見ましょう。

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♪挾間美帆@東京オペラシティ ライヴレポート

挾間美帆さんが山下洋輔プロデュースのニューイヤージャズコンサートに出演、東京フィルハーモニー交響楽団でその「ジャズ作曲家」の世界を披露した模様をレポート。

作品性が軽んぜられがちなジャズにおいて、彼女がどのようにアピールをしたかを軸に書いてみました。

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♪小山太郎インタビュー

日本のトップドラマーの1人、小山太郎さんが7年ぶりのリーダー作をリリースしたので、その作品を中心に、彼の「美学」についていろいろと話してもらいました。

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♪ディスクレヴュー

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