長崎まるごと満喫ツアー顛末2

 

長崎まるごと満喫ツアー顛末1のつづきです。

 

バスは一路、伊万里へ向かいます。

クネクネとした山間を抜けていくと、

「焼き物とフルーツの里 伊万里」に到着。

 

早速、伊万里陶苑におじゃまして、陶磁器製作の

現場を見学させてもらいました。

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大きな鉢のようなものですが、なにを作って

いるのでしょう?

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ロクロを前に製品ができあがっていくところを

説明してもらいますが、素人にはちょっと

難しいかな?

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こちらは「絵付け」の作業場。

基本的に分業で、指定されたデザインのものが

次々とできあがっていくというわけです。

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こちらでは、片岡鶴太郎さんやさかなクンの

デザインも絵付けしています。

左利きの人が書いた筆跡をなぞるのは

けっこう難しいんですよ~、などと

実演を交えながら見せていただきました。

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仕事道具に使われているのも、

澤田痴陶人デザインの器でした。

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中央でみんなが見ている皿が

さかなクンによるデザインのもの。

さかなクン(本名:宮澤正之)は、日本の魚類学者、タレント、イラストレーター。魚の生態や料理法についての豊富な知識で知られ、講演や著作活動など幅広く活躍している。2006年、東京海洋大学客員准教授に就任。その他、特定非営利活動法人自然のめぐみ教室海のめぐみ教室室長でもある。(引用:Wikipedia)

 さかなクン

 

このあと、特別に絵付け体験をさせてもらえる

ことになりました。

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呉須の絵の具1色でデザインをするのは

かなり難しいです。やっぱりなにごとも

体験してみないと、その奥深さはわからない

ですね。左の大皿は練習用。手前が一応、

ボクの作品になります。15分ほどでちゃちゃっと

書いてみました。これがどんなふうに

焼きあがるのか、楽しみです♪

 

伊万里陶苑を後にして、一行は

秘窯の里大川内山へ。

大川内山はオオカワチヤマと読みます。

 

なんでも、江戸時代に献上品などの高級陶器を

作っていた鍋島藩が、その技法の漏洩を

恐れて、山深いこの地へ藩の窯を移したとか。

三方を山に囲まれ、独特の景観があります。

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里の入り口に架かっている橋は陶器の

タイルでできていました。

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欄干も伊万里焼。風情がありますね。

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散策していると、あちこちに焼き物を利用した

オブジェがありました。

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SUNP0026 石畳の坂道

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あちこちに窯があることを示す

レンガの煙突がありました。

SUNP0028 鯉が泳ぐ池にも陶器タイルが

SUNP0029 これは公衆トイレ

 

焼き物の里の雰囲気にひたった後は、

今夜の宿泊地であるハウステンボスへ。

 

ハウステンボス滞在記は次回。