お茶と四川料理と料理さん

 

東京に住んでいたころは、家にコーヒー豆を常備していました。

ペーパーフィルターでドボドボと淹れたものを、昼夜なしに飲み続け……。

そんな感じだったので、どんな豆だろうと、よかったんです。

あまり濃く淹れると胃が荒れるので、だんだん薄いコーヒーを

飲むようになっていました。

しかし、薄く淹れると、味がしない(笑)。

煎りの濃い豆を買うようになっていって、仕舞いには

「これ、焦げてるんじゃないの?」

と言われちゃうほどの、変な味の豆まで買うようになってましたっけ。

 

自分でも呆れて、それ以来、自宅ではコーヒーを飲むのをやめました。

磯子に移っても、それは続いています。

 

じゃあ、なにを飲んでいるかというと、日本茶と中国茶。

コーヒーは外出時にしか飲みません。

日本茶は、スズキヤで好みの味の静岡茶を見つけたので、以来それのみ。

中国茶は、以前もブログに書いたように、中華街の悟空茶館で

定期的に買い求めてきます。

  ⇒寒くなってきた日の午後は黒茶でこっくりと

 

ちょうどいつも飲んでいる青茶(いわゆる烏龍茶系)がなくなったので、

中華街までランチついでに買い出しに出ることにしました。

 

なにを食べようかと思案したところ、ちょっと辛い系を食べたくなったので、

市場通りの「景徳鎮」というお店へ。

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辛い四川料理を出す店として知られているようです。

平日のランチタイム、2時を過ぎて入店してもお客さんがいっぱい。

 

ボクが頼んだのはこれ。

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スーラータンメンと四川の麻婆豆腐がけごはんのセット、1,050円。

すごいヴォリュームでお腹パンパンになりましたよ(笑)。

カミさんは小籠包とハチノスと、セットじゃなくて

飲茶メニューから頼んで、2人で取り分けたのですが、

食べ過ぎたァ~。美味しかったです。

 

食後はしばし、中華街を散策。

お茶を買ってから歩いていると、こんな表示が目に入りました。

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「料理さんにも負けない味のフカヒレスープ」

 

「料理さん???」

なんだかわかんないけど、すっごく美味しいんだぞという売り手の気迫が

伝わってくるような気がしませんか?(しないか……)

 

実はこの札の裏側には(店のほうから見ると表なんだけど)

「料理」と「さん」のあいだに「屋」という字が無理やり書き加えられて

「料理屋さんにも負けない味のフカヒレスープ」となっていたんですが、

裏側(表側?)のままのほうがインパクトがあってよかったんじゃないかと

思うんだけど(笑)。

 

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