月末から月初めにかけての締め切りに追われています。
「jazzLife」誌のディスク・レビューを書くときには、上の写真のような
準備をしてから、下書きを始めるようにしています。
パソコンに直接、文章を打ち始めることもあるのですが、
ここ数年は原稿用紙に万年筆で下書きしてから、おもむろに
PCに向かって清書を始めるという手順を踏むようにしています。
なんとなく手書きで始めるほうがまとめやすいというのが、
この方法を採用している理由です。
たぶん、文字量的にも手書きをするほうが合っているんじゃないかと
思うのですが、あまり明確な理由はありません。
400字詰め原稿用紙3枚以上になるような分量の原稿は、
最初からPCで書くように振り分けています。
こちらの理由は、そのほうが効率的だから。
ということなので、別に手書きのほうが「霊が宿る」とかは
考えていないことがわかりますね(笑)。
ディスク・レビュー、通称レコ評の原稿は、
文字数と行数が指定されていますので、
それにあわせてマーキングして、範囲を確かめながら
書き出します。
PCの画面だと、全体量が把握しにくいということから、
原稿用紙のほうがいいと思うようになったのではないかと
推測しているのですが、これまた断言はできません。
いちばんの理由は、万年筆で原稿用紙に文字を書くのが
「気持ちいい」から。
さて、1行の文字数が指定されていると、20字詰めの原稿用紙を
そのままでは使えないことにになります。
そこで、指定文字数にあわせてマーキングしたりしているのですが、
30文字などという場合だと、1枚の原稿用紙では足りません。
そこで、写真のように端っこを切って、テープで貼って、
400字×2枚の原稿用紙を手作りします。
この使い方をするために、原稿用紙はB5サイズで20字×20字の
ものに決めています。コクヨの一般的な原稿用紙ですが、
気を遣わずにガシガシ書き捨てられるので、気に入っています。
満寿屋製など高級原稿用紙なども昔は使ったことがありましたが、
こういう使い方には合わないので、いまはコクヨ一本です(笑)。