GM小沼ようすけセミナー "Hop,Step,Jazz!" 「ムーン・リバー」演奏動画[ジャズキュレーション]

 

GM小沼ようすけセミナー ”Hop,Step,Jazz!” 「ムーン・リバー」演奏動画|RandoM

GM小沼ようすけセミナー  Hop,Step,Jazz   「ムーン・リバー」演奏動画|ギター|RandoM by Rittor Music

国内ジャズ・ギター・シーンの寵児,小沼ようすけがギター・マガジンに執筆しているソロ・ギター・セミナー”Hop,Step,Jazz!”。ひとつの楽曲を題材に,小沼独自の3段階アレンジを施していくこのセミナーを,動画でお届けします!今回は映画「ティファニーで朝食を」でもお馴染みの名曲「ムーン・リバー」です。

 

小沼ようすけさんの動画が見られるというサイト。

確認してみると、なにやらギターの教習と言うよりは、

アイドル系のプライベート・ヴィデオという雰囲気。

ギタマガ、ひよったかぁ~(笑)

 

っていうか、こうやって拾っちゃってること自体が、

企画成功だったりして(汗)

 

小沼ようすけ最近作はこれ。

……なんだけど、最近の彼は、オムニバスに引っ張りだこのようです。

湘南在住の小沼ようすけさん、彼が奏でる「鎌倉ジャズ」なら

まったりできることまちがいなし、かな。

 

そういえば、ボクがインタビューしたときも、

「きょうも朝、海に入って来ました」って言ってましたっけ。

もちろん、サーフィンですよ。朝サー。

 

また、オムニバスじゃないけど、こういう企画にも参加して

しっかりとギタリストとしての存在感を示しているのは

すごいことだと思います。

 

 

 

 

 

背負うものの重さで人生が決まるなら苦労はない[No Mad, No Life.]

 

Evernote Snapshot 20121026 142957

さて、ノマドライフのニュー・ヴァージョンを試し始めて1ヵ月。

移動のときに背負っているビジネス・バッグの重さを測ってみたら

6kgありました。ちょっと重いなぁ……。

 

iPadなど、メイン機器についてはどんどん小型軽量化されるんですが、

周辺のバッテリーやらなにやらって、けっこう重いんですよね。

それを合切持ち歩くと、やっぱり肩にズシリと来ます。

 

上の写真は、ノマドライフをヴァージョン・アップするにあたって

参考にした書籍たち。ネットの古本屋さんを探してみると、

定価の半分くらいで買い揃えられたりしますので、

(つくづく時代は変わっていくのだなぁと感じます)

ざっとひととおり買って読んでみました。

 

それぞれについて、寸評してみることにしましょうか。

 

ハワイと日本を行ったり来たりして、朝はサーフィンをしたあとにメールチェック……。

こんな憧れのライフスタイルを確立している本田直之氏は、いまやノマドライフの

象徴的な存在といってもいいでしょう。

本書は、そんな彼がハワイに移住して実践しているライフスタイルについて

その基本となる「思想」を解き明かしている内容になっています。

具体的にノマドライフを実践するノウハウを書いているわけではないのですが、

ノマドライフというものが決定的にサラリーマンライフと違うものであることを

きちんと認識するうえではテキスト的な書物だと言えるでしょう。

なぜならば、この認識がきちんとできていなければ、ただサボりたいがために

社会の縛りを放棄してしまいがちだからです。

社会の縛りを放棄するということは、生活を約束する前提条件もなくなる

ということ。つまり、経済的な状態が不安定になるというリスクを背負って

自由を謳歌するための「気構え」がない人には、このライフスタイルは

受け入れられないだろうということを、先導者の彼は誰よりも知っている

わけです。

そのための「心得」を、まず知っておきたいので、これを1冊目に

選びました。

 

ノマドワーカーのブロガーとしてブランドを確立した立花岳志氏。

彼の「No Second Life」というブログはボクもチェックしていますが、

17年間勤務した会社を退職してセルフ・ブランディングをしつつ

ネットをメイン・チャネルにしたビジネス展開で新たな生き方を模索する

という彼の生き方は、憧れる部分が多いですね。

本書はそんな氏の行動を追った内容が主になっていて、

ノマドワーカーを実現させるためのノウハウが散りばめられています。

とくに生活をデータ化して、将来の夢を実現させるための計画づくりに

直接的に役立てるという具体的な方法論を開示している部分は、

ノマドライフの根幹にも関わるものと考えられますので、とても

役に立つと思います。ボクも早速Toodoledoを使って日常を

管理し始めていますが、「自由」と「流されること」をついつい

混同してしまいがちなノマドライフにとって、氏の指摘する

「夢を目標に変える」という管理の在り方は勉強になりました。

 

花王に勤めながら社外の勉強会や講演会などでも活躍している

美崎栄一郎氏が、仕事の効率とクオリティを上げるという視点で選んだ

文具類を解説した一冊。

サブ・タイトルに小さく「ノマド」と入っているのは、出版社の営業戦略かと

最初は買おうかどうか迷っていたのですが、1章を割いて「いつでも

どこでもノマド文具術」とあったので、買うことにしました。

このようなカタログ的な本は、「へぇ、こんな道具も売ってるんだァ」と

眺めているだけでも楽しいんですが、実際に自分が使うとしたら

どういうシチュエーションなのかを思い浮かべられるかどうかが

ゴミとの境になるのかと思います。

実際に、この本に登場する良さげな文具類をいくつか購入して

みましたが、持ち歩いてみないとわからなかった不具合などが

どうしても出てきます。

「便利だ」と言われているものを「便利だから」と思うようにして

使うのではなく、どこがどう便利で、どうすればもっと便利になるか

という応用がなければ、ただの「物持ち」にしかならないわけです。

ということで、何度か読み返してみると、そのたびに、

「ああ、これはこういうふうに使ってみると、あのときに不便だと

思っていたことが解消できるんじゃないだろか」なんていうアイデアが

浮かんできたりするので、実はとても奥が深い本なんじゃないかと

思ったりしているのです。

 

こちらはさらに狭く、移動や出張が多いビジネスマンをターゲットにした

デジタルガジェットの活用術を解説した本です。

ちなみに本書は2010年12月刊なので、デジタルものの情報に関しては

すでに「古い」ものが多くなってしまっているのですが、

移動のなかで作業をするという部分におけるアイデアについては

参考になるものも多かったので買い求めました。

とくに、カバンの中身の紹介に関しては、前掲の『文具術』に通じるものが

あり、自分なりの移動オフィスの組み立て方に役立ちます。

 

本田直之氏の『ノマドライフ』を読めば、ノマドライフとノマドワークが

違う概念であることもわかると思いますが、こちらの著者の

中谷健一氏は、ノマドワークを突き詰めてみようという側の人です。

本書のユニークなところは、外のどんな場所で仕事がしやすいかを

とても細かく解説しているところでしょう。

たとえばどれだけ喫茶ルノアールが便利なのか。そこではどのような

タイプの作業が向いているのか。なぜマクドナルドでは計算ものの

仕事がしづらいのか、などなど。

これを読んで、いままで自分が考えもしなかったお店にも目が向いて、

そこで仕事をすることができるのであれば、無駄に過ごしていた時間を

有効に使えるかもしれないという新たなアイデアが浮かんできました。

こういう刺激を与えてくれることこそが、ビジネス書の役割ですよね。

こちらも2010年6月刊ということで、デジタル・ツールに関する記述は

すでに時代遅れのものが記載されていますが、考えてみると

いくらデジタルで便利になっていても、それをどう使っているのか

という本人の頭が更新されていなければ、デジタル的なスピードは

あまりフィードバックされていないことになるんですね。

 

ということで、やっぱり脳を鍛えて、6kgを背負うために身体も

鍛えなくっちゃ、ノマドライフは極めていかれないんだなぁということが

わかったきょうこのごろです。

 

 

 

 

 

「jazzLife」2012年12月号執筆後記[ジャズキュレーション]

 

この号では、ジャズ・ヴォーカリストの「おぬきのりこ」さんのインタビューを

担当しました。

おぬきさん、ユニークな経歴の持ち主で、世界を放浪していたとか。

もともとはインタビュー取材をする側の立場だったのですが、

マリア・エヴァさんのライヴを観て「これだ!」と思い、

それまでの職歴を捨てて、ジャズ・ヴォーカリストに転身。

これが「衝撃の出会い」を生んだ、マリア・エヴァさんのヴォーカルです。

ボクも「神の領域」だと思います。

当の本人は、それから努力を重ねて、日本ジャズヴォーカル賞新人賞を

受賞するまでに成長。5年を経て、あらたなる確信を得てセカンド・アルバムを

制作しました。

 I’m In The Mood For Love/おぬき のりこ⇒購入はこちらから

ディスク・レビューを担当したアルバムは以下のとおり。

「SOLO Infinity」/杉本篤彦・19th アルバム  *ライブ会場限定発売

 

 

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マーク・ラファロ代役にジョン・ホークス ジャズピアニストの伝記映画[ジャズキュレーション]

 

 

伝説の名ジャズピアニスト、ジョー・オーバニー(1924~88)の伝記映画「ロー・ダウン(Low Down)」に主演予定だったマーク・ラファロがスケジュールの都合で降板し、代わりにジョン・ホークス(「ウィンターズ・ボーン」)が主人公ジョー役を演じることになった。(引用:映画.comニュース|マーク・ラファロ代役にジョン・ホークス ジャズピアニストの伝記映画)

 
マーク・ラファロもジョン・ホークスもどうだっていいんです(笑)。

ボクが反応したのは「ジャズピアニストの伝記映画」という部分。

主人公はジョー・オーバニー。

Joseph Albani, known as Joe Albany (January 24, 1924 – January 12, 1988)  was an esteemed American modern jazz pianist. He was among the few white pianists to have played bebop with Charlie Parker.(引用:Wikipedia)

ビバップ創世記から脚光を浴びたものの、晩年は麻薬中毒でボロボロになって

いたというミュージシャンの生き様を、娘の視点から描いたものということです。

なんとなく、チェット・ベイカーとイメージがダブる部分があるような気がします。

 

ジョー・オーバニーは、ビバップ・マニアのあいだで伝説となっているほどの

熱狂的なファンのいるピアニスト。

彼の功績のひとつに、ドキュメンタリー映画「JOE ALBANY… A JAZZ LIFE 1980」

というのがあります。

 

生き残ったビバップの証人ということで、貴重なコメントが満載。

チャーリー・パーカーのように亡くなっていても不思議ではなかった

のかもしれません。

 

 

 

 

お茶と四川料理と料理さん

 

東京に住んでいたころは、家にコーヒー豆を常備していました。

ペーパーフィルターでドボドボと淹れたものを、昼夜なしに飲み続け……。

そんな感じだったので、どんな豆だろうと、よかったんです。

あまり濃く淹れると胃が荒れるので、だんだん薄いコーヒーを

飲むようになっていました。

しかし、薄く淹れると、味がしない(笑)。

煎りの濃い豆を買うようになっていって、仕舞いには

「これ、焦げてるんじゃないの?」

と言われちゃうほどの、変な味の豆まで買うようになってましたっけ。

 

自分でも呆れて、それ以来、自宅ではコーヒーを飲むのをやめました。

磯子に移っても、それは続いています。

 

じゃあ、なにを飲んでいるかというと、日本茶と中国茶。

コーヒーは外出時にしか飲みません。

日本茶は、スズキヤで好みの味の静岡茶を見つけたので、以来それのみ。

中国茶は、以前もブログに書いたように、中華街の悟空茶館で

定期的に買い求めてきます。

  ⇒寒くなってきた日の午後は黒茶でこっくりと

 

ちょうどいつも飲んでいる青茶(いわゆる烏龍茶系)がなくなったので、

中華街までランチついでに買い出しに出ることにしました。

 

なにを食べようかと思案したところ、ちょっと辛い系を食べたくなったので、

市場通りの「景徳鎮」というお店へ。

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辛い四川料理を出す店として知られているようです。

平日のランチタイム、2時を過ぎて入店してもお客さんがいっぱい。

 

ボクが頼んだのはこれ。

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スーラータンメンと四川の麻婆豆腐がけごはんのセット、1,050円。

すごいヴォリュームでお腹パンパンになりましたよ(笑)。

カミさんは小籠包とハチノスと、セットじゃなくて

飲茶メニューから頼んで、2人で取り分けたのですが、

食べ過ぎたァ~。美味しかったです。

 

食後はしばし、中華街を散策。

お茶を買ってから歩いていると、こんな表示が目に入りました。

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「料理さんにも負けない味のフカヒレスープ」

 

「料理さん???」

なんだかわかんないけど、すっごく美味しいんだぞという売り手の気迫が

伝わってくるような気がしませんか?(しないか……)

 

実はこの札の裏側には(店のほうから見ると表なんだけど)

「料理」と「さん」のあいだに「屋」という字が無理やり書き加えられて

「料理屋さんにも負けない味のフカヒレスープ」となっていたんですが、

裏側(表側?)のままのほうがインパクトがあってよかったんじゃないかと

思うんだけど(笑)。

 

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なくてナナフシ[ジャズキュレーション]

 

今朝は目覚めるととてもいい天気。

いつものエクササイズを終えて、散歩に出ることにしました。

坂を上がったところに(横浜って坂が多いんですよ)横断歩道。

フッと見ると、なにかが動いている。

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最初は「カマキリかな?」と思ったのですが、どうも形が違う……。

おや、これは、ナナフシじゃないかな、と。

ナナフシ(七節、竹節虫)は、節足動物門昆虫綱ナナフシ目に属する昆虫の総称。草食性の昆虫で、木の枝に擬態した姿が特徴的である。(引用:Wikipedia)

これはブログのネタになるかどうかわからないけど、

とりあえずトイ・カメラで撮っておいて、あとで考えようと思ったわけです。

 

で、ブログを書き始めたわけなんですが、もちろんこんな

(「こんな」なんていうとナナフシに失礼ですが(笑))

虫の話で天下の「ジャズブログ」になろうはずもなく、困っていたので、

ネットの助けを借りることにしました。

 

まさかとは思ったものの、「ナナフシ ジャズ」で検索してみると、

YouTubeの動画でこんなものがヒット。

「ナナフシ」なんていう不思議なタイトルの曲を作っていた人がいたんですね~(笑)。

しかも、そうそうたるメンバーじゃないですか!

中野祐次Drum ・ 津村和彦guitar・ 二村希一Piano ・ サリー佐藤Bass

ベースのサリー佐藤さんのオリジナルとのことですが、基本的にはブルースで、

ところどころカクカクして、ナナフシの歩き方っぽいと思うんですが、どうでしょう?

 

もっとぶっ飛んだ曲があったので、興味がある人は視聴してみてください。

どちらかというとジャズではなくて、「アミダばばあの唄」みたいな雰囲気ですが(笑)。

っていうか、この「アミダばばあの唄」って、ちゃんとブルースになってますよね?

作詞作曲は桑田佳祐。なるほど……。

 

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渋谷のバーカウンターでフィヨルド気分

帰ってからではブログの更新が間に合いそうにないので

バーのカウンターでチャカチャカやってます。

ちょっと無粋ですね。

反省。

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いまいるのは、渋谷のセルリアンタワーにある

JZ Bratというライヴハウス。

かれいどすこーぷというユニットのステージを楽しんでいて、

ちょうど幕間です。

iPadの更新はなかなかたいへん

磯子の坂を登るとオフランプが聴こえてくる(なんちゃって)[ジャズキュレーション]

 

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午前中、いつものエクササイズを終えて、散歩に出ると、

こんな風景に出会いました。

自宅の前の磯子旧道を登り切るところから横浜港を見下ろす

風景です。

ジブリ映画「コクリコ坂から」を彷彿とさせるような風景だと

勝手に思っているのですが、あちらは山手、こちらは磯子と

勝負にならんよなんて言われそう(笑)。

 

で、2眼レフタイプのデジカメのファインダーを覗いていると、

この風景がなにかに似ていることに気づきました。

「あ、あれだ!」

ほら、似てるでしょ~。

と、言っていてちょっと恥ずかしくなってきました。

 

ま、正直言えば、ぜんぜん似てないかな(笑)。

でも、『オフランプ』の矢印と、写真の「せ」の字の曲がり方が、

なんか連想させちゃったんですよね~。

と、数曲YouTubeからピックアップしてみましたが、名曲揃いですね。

パット・メセニー・グループの頂点の1枚と言っていいのではないでしょうか。

 

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SOIL&”PIMP”SESSIONS イスラエルの超満員のオーディエンスを前にDeath Jazz初披露[ジャズキュレーション]

 
SOIL&”PIMP”SESSIONS イスラエルの超満員のオーディエンスを前にDeath Jazz初披露

SOIL ”PIMP”SESSIONS イスラエルの超満員のオーディエンスを前にDeath Jazz初披露   Musicman NET

SOIL&”PIMP”SESSIONSが日本とイスラエルの国交樹立60周年を記念し、両国文化交流の一環として開催されたフリー・イベント「Tokyo Club Night」に出演、ライブは大成功を収めた。「Tokyo Club Night」は日本とイスラエル国交樹立60周年記念に際して、イスラエルの若者達にもっと日本を身近に親しんでもらおうということで企画されたフリー・イベント。(引用:musicman net|SOIL&”PIMP”SESSIONS イスラエルの超満員のオーディエンスを前にDeath Jazz初披露)

イスラエルの音楽情報は入手が難しいのですが、

ジャズに関しては興味深い点がいろいろあります。

アメリカのブロードウェイや西海岸のハリウッドなどで大きな影響力を

もっていたなかにユダヤ系の人物が多いということから考えても、

アフリカ系アメリカンの音楽をルーツにして発展した音楽がジャズだと

思われているけれど、発展させてポピュラリティを付加していく過程で

ユダヤ系の祝祭音楽のエッセンスが加わっているのではないかと

以前から考えていました。

大きなきっかけを与えてくれたのは、ジョン・ゾーンのマサダ・プロジェクト。

当初は、フリー・ジャズのコンセプションに民族的な要素をクロスオーヴァー

させたのかと思っていたのですが、いろいろと中東の音楽に触れているうちに

きわめて速いテンポの踊りの曲などがあって、どちらが本末なのかが

わからなくなってきたのです。

変拍子にしても民族音楽由来のものがありますし、イスラエルの音楽が

ダイレクトにジャズを動かした形跡こそ少ないものの、細かい点でいろいろと

共通点があるように思っています。

このあたちを少し詰めて考察しようと思い続けて、そのままになって

しまっているのですが、SOIL&”PIMP”SESSIONSの演奏とイスラエル

というキーワードが重なって、久しぶりにこのテーマを思い出すことが

できました。

 

というのも、SOIL&”PIMP”SESSIONSのサウンドって、ジョン・ゾーンの

スピードや破壊力に共通するものがあるんじゃないかと気づいたからです。

 

 

 

 

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浅草でちょい飲みの2日間

 

土曜日曜の2日間、浅草に通っていました。

目的は白山麓にある東二口という村落に伝わる

文弥人形浄瑠璃の公演を観るためです。

 

場所はアサヒ・アートスクエア。アサヒビール本社社屋の隣の

例のオブジェが屋上に備え付けてあるビルの4回です。

 

こちらのまとめについてはまた後日ということにして、

昨日と今日、終演後に訪れた酒場について書き留めておきたいと思います。

 

昨日の公演は午後6時開始。終演は8時でした。

さて、どこで夕飯を食べようかと、実は事前にググっていたりしたのですが、

浅草近辺は飲食店に事欠かないものの、観光地化しているので

フラッと入ると火傷しそうですよね(笑)。

 

で、いろいろと迷っていたのですが、とりあえず評判のいい

いちばん近い店をチェックしていました。

 

それがここ、もつ焼きの店「稲垣」。

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都営浅草線本所吾妻橋駅近辺にはもつ焼き店が密集する地域がある

のですが、そのなかでもとくに評判のいい店なので、暖簾をくぐることに。

 

土曜日ということで客入りはどうなのかと思っていたのですが、

親子連れ団体などがあふれているという盛況ぶり。

それでも、ちょうど8時過ぎということで、いくつかの席が空いたので、

すんなりと入店。

 

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もつ焼きの店なので、とりあえずシロと、きょうのオススメのネギタン塩を。

シロは1皿4本というヴォリュームで、タレが以上に旨い~♪

ネギタン塩はオススメだけに「頼んでよかった~!」

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気になるメニュー「レバカツ」を頼んでみると、こんなものが……。

カキフライのようなコロッとしたレバのフライ。

これがまた、ホクホクのおイモみたいな食感で、クセもなく

パクパクと食べてしまう美味メニューでしたよ。

お会計もお値打ち。さすが評判のお店です。

お店で働く人たちもキビキビとして気持ちいいし、

いい店ありますね、吾妻橋って。

 

さて2日目。ちょっと寝坊してしまったので、朝食も摂らずに

横浜から京急線に乗り換えて本所吾妻橋駅へ。

 

終演後に「おなかへったネ~、どこでなに食べようかぁ~」と

カミさんと相談。横浜に帰っちゃうことも考えたけれど、

それほど我慢できそうにもないからと、とりあえず吾妻橋を渡り、

雷門方面へ。

 

実は前日、帰る道すがらに「このへんに話題になっている店が

あるみたいなんだよ」と当たりをつけておいたところがあったので、

とりあえずそこに行って考えようということに。

 

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大枡というお店、雷門から数十秒のところにあります。

右手に酒が並んだスペースがあるので、外からみると

「酒屋かな?」と思うかもしれないけれど、左手にはテーブルなどがあって、

さらに奥にはカウンターが。

 

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土産物として売られている各地の珍味などがすぐに供されるほか、

ポテサラなど手作りの惣菜もいろいろありました。

日本酒の種類も充実していて、いろいろと堪能。

秋田の銘酒、刈穂の純米が1合で600円などなど。

燗酒もぬる燗、上燗、熱燗と、きめ細やかに分けられていて、

肌寒いきょうのような日にはついついすすんでしまいます(笑)。

 

平日は(墓参りなどで)訪れていたけれど、土日に浅草を訪れるのは

久しぶり。東京スカイツリー効果という噂は聴いていたものの、

実際に訪れてみると、以前とは人出がやっぱり違うなぁというのが

実感。

 

浅草も活況を見越していろいろな新店舗ができているようだけど、

一見さんをカモるようなところばかりじゃなくて、

次も行ってみたいなぁと思えるような店ができていたのは

嬉しいかぎりです。

 

吾妻橋の「稲垣」は新しい店ではないけれど、

川向うならではの情緒を残したいいお店です。

また、浅草を訪ねるいいきっかけができて、

幸せ気分の週末でした。