ラーメンではなく中華そばと呼びたくなるのはなぜなのか?

天気がいいのと、銀行関係の雑務を処理しなければならないということもあって、昼を食べがてら外出することにした。

めざすは元町中華街。自転車に乗って掘割川を北上し、大岡川に並行した道を走ると、ちょうど石川町の駅のところに突き当たる。元町を突っ切って、ウチキパンの前を通って、外人墓地の手前に自転車をおいて小径の階段を降りると、めざすお店、下前商店がある。

ちょうど昼時ということもあり、10人ほどのカウンターは満席。待合に1人、先客がいる状態。しかし、回転は早いから、それほど待つことはない。それよりもこの店は、ご主人が1人で切り盛りしているから、その手際の良さを褒めるべきだろう。

席について待つことしばし。注文した「中華そば」がきた。

630円の中華そばに煮卵100円をトッピング。このシンプルな絵図ら、いいなぁ。

ダブルスープだのポタージュだのと、昨今のラーメン界は迷走気味なのではないだろうか。澄んだスープに醤油、ネギ、メンマ、海苔、チャーシュー、青菜。誰が決めたのだろうか、必要にして最小限。赤いチャーシューというのもいい。

ボクらのあとにも次々とお客さんが入ってくる。露地の奥の、とてもわかりにくい場所なのに、だ。

シンプルすぎるとものたりないと思うのかもしれない。でもやっぱり、シンプルに戻りたくなる時期が定期的にやってくるんだろう。

食後は中華街に立ち寄り、悟空茶館でお茶の補充。銀行関係の雑務。

家に帰る前に夕食の調達。山手の駅のすぐ近くにあるアンティパストへ。3時過ぎると、だいぶ惣菜が並ぶようになっている。デパ地下なんかよりも安くて美味しくて、とても重宝しているのだ。

ついでにフーケにも立ち寄って、パンを調達する。

これで晩飯は万全かな。

ホッとしたところで、休憩しよう。

根岸まで山を降りてきて、カフェハンズへ。ブラジルカルモデオールバハス農園の豆というのがスペシャル・コーヒーで用意されていたのでこれを注文。コクと苦味が立っていて、そのあとに甘みが広がる。うーん、ウマし。