3/23 新潟まで日帰りで葡萄の苗を植えてくる

きょうは少し遠出だ。

「苗のオーナー」になっている新潟のワイナリー、フェルミエまで出かけて行って、ピノノワールの苗を植えるというイヴェントに参加するのだ。

昨年はアルバリーニョの苗植えに参加したのだが、その際には夜行バスで往復し、ゼロ泊3日という強行軍でさすがに疲れた。

ということで、調べてみると新幹線にも割引があることが判明。運がよければ35%オフという便もあるようだが、土日には見当たらなく、とはいっても行き帰りそれぞれ15%オフのチケットをゲット。要するに「早割」ということで、ネットで予約してみどりの窓口で引き換えるというシステム。

朝ごはんはこれ。

上野から乗車したのは、新幹線料金を節約するため。

乗車券が23区内からなので、磯子から券売機で蒲田までの380円の切符をかって入り、上野の新幹線改札で一緒に自動改札に挿入すると清算されるという仕組み。帰りは磯子で駅員に清算してもらう必要があるのだけど。

トンネルを越えた上越は一面の雪でビックリしたが、長岡あたりから雪も消えていい天気に。

新潟駅に到着。Maxトキをバックに1枚。

外へ出るとやはり寒い。

まずは腹ごしらえ。駅近くの繁華街にある寿司屋へ。

ネットで調べて決めていた店だけど、美味しい。とくにエビがよかった。

12時半に駅前を出発して、苗植え様ご一行のチャーターバスは一路西へ。

約40分ほどで到着。

支度をして畑へ。本多さんに指導してもらって葡萄の苗を植えて行く。柄が長く先端の小さいスコップをハサミのように2つ合わせた穴掘り道具で、砂地の畑に穴を開けながら、1本100メートルの畝に等間隔で差し込まれている竹竿をめどに、50センチほどの穴を開けては接木をした30センチほどの苗を植えていく。これがけっこうな重労働なんだけど、わりとこの手の作業は嫌いじゃない。

でも、明日腕が上がらなくなると困るので、ほどほどに楽しんでおく。

これが穴を掘るための道具。通称パッカンだそうだ。

今回の目的は、手伝いだけではなく、申し込んだ自分のピノノワールの苗を植えるという記念行事もあるのだ。

「はい、富澤さんはここ」と言われたところに穴を掘って、苗植えした。

記念写真。

作業後は、敷地内にあるカーブ・ドッチの温泉施設で汗を流した。露天風呂が気持ちいいのだ。

露天風呂はこんな感じ。開放的で気持ちいい。寒いけど、5分も入っているとポカポカ湯冷めしなくなる。

湯上り後は館内のソファーでしばし休む。汗がなかなか引かない。ビールなども飲めるが、われわれはこのあとワイン三昧なので控えた。

中庭なども整備されていて、とても居心地がいい。

正面で記念撮影。

入浴後はフェルミエのレストランでスペシャル・ディナー。

敷地を少し歩くと葡萄畑がある。その向こうに見えるのがフェルミエ。

さて、席について、ディナーのはじまりだ。

カミさんの後ろに見えるのが厨房で、中央にピザ窯がある。

まずはマスカットの発泡酒、別名フェルミエのシュワシュワからいただく。

メニューにはなかったのだが、外の作業で身体が冷えただろうというシェフの配慮で、野菜のポタージュが最初に供された。心も胃腸も温まるなぁ。

お菓子もすべてシェフの手によるもの。只者ではないm(_ _)m

食後は、駅に戻るバスの時間もあるので、あまりゆっくりはできなかったが、ワイナリーの作業場などを見学。

樽が並んでいる。

そして再びバスで新潟駅へ。

割引チケットの関係で1時間ほど時間があったので、駅の北側の歓楽街をウロウロ。

米粉を使った串カツ屋なんていうのがあったので入って見た。

新潟は米粉のお菓子も有名だ。

寄り道をしているうちに新幹線の時間となり乗車。

また上野で乗り換え。ちょうど週末の花見時で、大船行き最終電車は超満員。上野から座れたからよかったのだが、車中でブログを書くのも一苦労だった。

深夜1時、ようやく帰宅。

お疲れ様だったけど、とても楽しい一日だった。