昨日もピータン食べました。好きですピータン。熟成が進んでいないあっさりしたものもいいですが、熟成が進んでこってりした味わいのものもいいですね。ちょっとクセのあるお酒を合わせていただくと、とてもリッチな気分に浸ることができます。
ってなこと言ってるバヤイじゃないっ!!!
「毒ピータン」日本に輸入されていないのか 中国江西省30社の加工場が生産停止 (1/2) : J-CASTニュース
アヒルなどの卵を熟成させる中華料理の高級珍味「ピータン(皮蛋)」。中国江西省南昌県の加工場でつくられていたピータンに工業用硫化銅が使われていた疑いが強まり、30社の加工場で生産停止となっている。 …
まずピータンとは、主にアヒルの卵を原料として、塩や石灰(水酸化ナトリウムなど)や木炭を混ぜて作った粘土を殻付きの生卵に塗り、その上から籾殻をまぶして、土中や甕に入れて、2カ月以上冷暗所に貯蔵して作るもの。
卵に塗る土のアルカリ成分と、貯蔵中の発酵で生じる硫化水素が卵の組成を「タンパク変性させて固化」することにより出来上がるのだそうです。
問題の毒ピータンは、発酵によって生じる硫化水素を補うために硫化銅を加えるというもので、これにより熟成期間が通常2〜3カ月のところを約1カ月に短縮できたとのこと。
有害物質を含む「毒ピータン」が出回らないよう、国家食品薬品監督管理総局も、食品添加物としての基準にあわない硫酸銅が使われていないか、加工会社や製品などの検査に乗り出した、とされる。
いまさらですが、中国の当局は後手に回りやすいけど、動き出したら早いから、早期解決するといいですね。
現在、横浜・中華街を中心に日本で食されているピータンは中国からの輸入品だが、輸入元によると、ほとんどが「青島皮蛋」といって山東省微山湖付近でつくられているという。
問題の毒ピータンは江西省のもので、日本への輸出はほとんどないとのことなので、ひとまずは安心。
それにしても、ピータンはあの硫化水素臭もまた特徴の1つなので、なにか別の毒が混入しているとわかりづらいかもしれません。美味しいものを口にするのは命がけ、ということにならないようなチェック体制が整うことを願うばかりです。