週刊朝日の記事によると、エコブームでマイ水筒を持ち歩く人が増え、その結果、水筒の劣化によって中の飲み物が化学反応を起こして人体に重大な悪影響を及ぼすケースが発生しているという。
メーカではより耐久性の高い加工をするなどの工夫を施しているが、利用者の扱い方によってはどうしてもリスクは避けられないという。
とくに注意したいのは、塩分濃度の高いものをいれる場合だという。塩分が腐食を促進、入れっぱなしにしたり洗い方が不十分だったりすると、ピンホールのような穴を表面に開けて、コーディングの効果を失わせてしまうのだそうだ。
せっかく体調を思って飲料を携帯していても、それが体に害を及ぼすのでは本末転倒。
こまめに洗ってちゃんと乾燥させ、手荒く扱わず、できれば定期的に買い換えるという配慮も必要かもしれない。
あれ? なんかエコじゃない話になってるな…。
「容器の劣化+酸性の飲み物」が不幸な化学反応を生みだしたのだ。これに対して大手メーカーは腐食しにくくする新技術などを開発した。それでも使い方によっては完全に防げるものではない。