横浜ワールドポーターズのフードコートに香川式のうどん店があったのでライヴの前に食べてみることにした

ワールドポーターズは赤レンガに行くときにいつも横をすり抜けている。以前、ここにあるマックで100円のハンバーガーを食べてからライヴへ、というような使い方をしたことがあったと記憶している。いまはなるべくジャンクなものは食べないようにしているので、マックは却下。

フードコートらしき施設が1階にあることは知っていたが、あのゴチャゴチャした感じが苦手なので、入ってみようという気にならなかった。

きょうはなんでその気になったのかというと、たまたまワールドポーターズを突っ切って赤レンガに向かうという必要があったからだった。

というのも、四谷で取材を済ませて、丸ノ内線に乗って新宿三丁目で副都心線に乗り換え、東横線経由で向かうと、みなとみらい線直通だから、赤レンガのすぐ近くまで新宿三丁目から1本で来ることができることに気づいたので元町中華街行きに乗り込んだわけなのだが、みなとみらい駅で降りてしまったのだ。

「あ、馬車道駅のほうが近かったかな…」

そう気づいたのは、改札を出た後だった。

実はかなり前に、やはりモーションブルーヨコハマの取材があって、当時は四谷に住んでいて、できたばかりのみなとみらい線に乗り換えて向かおうとしたところ、みなとみらい駅で降りたらそこがどこか見当がつかず、グルグルとまわり道をして、開演に遅れてしまったことがあった。

その悪夢が蘇ってきた。

でも、地図を見ると、国際通りを突っ切れば、馬車道駅よりちょっと歩くだけで到着しそうなことを確認。ただし、道は1本で単純なのだが、駅が直結しているクイーンズスクエア横浜のなかが迷路のようになっていて、道路に出るまでに迷う恐れがあった。

ということで、案内所のお姉さんに速攻で道順を聞き、無事に最短ルートで国際橋を渡り、ワールドポーターズのところまで来たというわけだったのだ。

ワールドポーターズの建物を突っ切ったほうが近そうだったので、中に入ってみるとそこにフードコートがあって、それでうどん店ががあることを発見した。

ライヴハウスの食事は油分が多いので、高脂血症や尿酸値に気をつけなさいと医者から言われている身にとっては避けたほうがいい。なので、なるべく無難なメニューを選択して、会場に向かう前に食べてからというケースが多い。たまにライヴハウスで飲みながら食事というのもいいけど、頻度が多くなると健康を考えざるを得ない。

ということで、頼んだのがこれ。フードコートは中央に椅子とテーブルが並んでいて、そのスペースを囲むようにいろいろな店舗が軒を連ねている。一応、ぐるりと見てみたのだが、やはり外食店の傾向として脂っこいメニューが多い。そのなかで和食系の油が少ないものはうどんかな、というチョイスだった。

味は、チェーン店のレベルで、立ち食いソバ店よりもちゃんとしている。出汁もアゴっぽさがあったかな。ちょっと後口に不満は残るが、悪くない。

鶏天も頼んでみると、作り置きだから覚めているが、味はまあまあ。硬さも合格かな。

オニギリがあったので頼もうか迷ったが、我慢した。これで510円は安くて健康的だと思う。ただ、ライヴが終わるとちょっとお腹が鳴ったので、やっぱりオニギリは追加しておいたほうがよかったかもしれない。