近くにあってもなかなか行かれない三渓園。引っ越した翌年の梅の時期に行ったきりだったかな。
高台にそびえる三重塔を公開しているというので、見に行ってみることにした。
前に来たときは裏手の間門側から入ったので、今回はちゃんと正門から入場することにした。
本牧のオシャレな通りを抜けて葉桜の並木をくぐると正門に到着。
入場するとすぐに開けた庭園が望める。気持ちいい〜!
画面中央に小さく見えるのが目的の三重塔。
えっちらおっちら坂を登ると到着。
これが普段は見ることのできない塔の内部。城の天守閣もそうだけど、人が住むための建築物ではないので、基本的にシンプルだ。構造計算などに興味があれば見ていても飽きないのかな?
三重塔から庭園を見降ろす。この視点は普段は入れないポジションだ。
天平という資料が残っているそうだが、建物自体は室町時代のものとのこと。関東でいちばん古い塔らしい。
あらよっと、と塔を持ち上げて見た(笑)
カミさんに「女子高生みたいなこと、やめなさいよ!」と怒られた…
南のはしにある展望台・松風閣からの眺め。勝つては風光明媚だったのだろうが、いまは松並木ならぬ工場の煙突並木。とはいえ、なかなかいい眺めである。
正門まで戻り、三重塔を振り返る。指先にあるのがそうでござる。
空気もカラッとして汗ばむこともなく、いい散策ができたな。
三溪園(さんけいえん)は、横浜市中区にある庭園。17.5haの敷地に17棟の日本建築が配置されている。実業家で茶人の原富太郎によって造園され、現在は公益財団法人三溪園保勝会が運営している。名称の三溪園は原の号である三溪から。(引用:Wikipedia)